ピックアップコーナースペシャル企画展示『漫画家 片桐美亜「がっと!!」作品展』
開催日
2013年11月7日(木)〜11月30日(土)
新潟市マンガ・アニメ情報館ピックアップコーナースペシャル企画展示として『マンガ家 片桐美亜「がっと!!」作品展』を開催します。
■「がっと!!」について
以前から地元新潟のことを題材にした漫画を書きたいと考えていた片桐美亜(かたぎりよしつぐ)先生は、毎年新潟市内で開催される踊りの祭典「にいがた総おどり」を題材にした読み切り漫画を描き下ろしました。
にいがた総おどりは、毎年9月中旬、新潟市内商店街を会場に開催される「踊りのお祭」です。
2002年に誕生し、今年2013年(第12回)は全国各地から166団体、8,000人が集い、様々なジャンルの踊りを披露しました。
漫画の中で描かれる下駄総踊りは、約300年前昔、貧困と災害に見舞われ過酷な地に住む庶民が五穀豊穣と無病息災を願い、祈りを込め4日4晩踊り明かした、当時の踊りの情熱を復興した踊りです。
新潟独特の桐下駄「小足駄(こあしだ)」を履き、「新潟樽砧(たるきぬた)」の伴奏で踊る「新潟下駄総踊り」は、にいがた総おどり祭の中で、数百名から1千名に及ぶ踊り手が華やかに舞踊ります。
作品は42ページで、タイトルは新潟の方言で「すごい」や「強い」を意味する「がっと!!」。
夢中になれるものがなかった女子高生がにいがた総おどりのことを知り、踊り手に加わるうちに熱中し、成長していく内容になっています。2013年10月24日発売の月刊「あすか」(KADOKAWA)12月号に掲載されています。